オリンピックのサッカー競技 - サカなん
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今日のオリンピックにおけるサッカー競技は、23歳以下の選手に出場資格が与えられる(24歳以上の選手も最大3名まで加えられる)、年代別世界選手権の一つという位置付けである。1908年大会が公式としてはサッカー競技の最初の開催であるが、以前から非公式ながらに行われていた(記録はほとんど残されていない)。23歳以下の大会となったのは1992年大会からであり、それ以前は年齢制限こそないがアマチュア選手しか出場できなかった。オリンピックは各スポーツ界では最も権威あるタイトルの一つであるが、ことサッカー界においては、年代別世界選手権にすぎないため、それほど重要視されない傾向にある。事実、他のサッカー大会と比較するとオリンピックサッカーの注目度は圧倒的に低く、オリンピックを戦う国代表への選手招集を所属チームが拒否することも珍しくない。サッカー本来の経済力を欲し、各国フル代表での参加を求める国際オリンピック委員会(IOC)。その要求を認めることによってFIFAワールドカップの存在意義が薄れることを危惧する国際サッカー連盟(FIFA)。オリンピックサッカーに関するこの二大団体の対立は今も続いている。それでも、若年層の強化として本大会に力を入れる国は多く、各国の本気度が他大会と差があるということは決してない。
- 2017.05.10 Wednesday
- オリンピックのサッカー競技
- 22:36
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- by soccer-nan